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セルフディフェンス(自衛)のすすめ
自分の身は自分で守る時代です!
ピッキング対策が叫ばれている一方で、犯罪手口は既に新しい方向に向かっています。今後、防犯対策のポイントとして気をつけなければならないのは、「カム送り(バイパス)解錠」と「サムターン回し」という新手口です。 |
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このようなシリンダーキーを使っている方は注意して下さい。
・ピン・シリンダー (ゴール)
・ロータリーディスクシリンダー U9, UR (美和ロック)
・ディスク・シリンダー (美和ロック) |
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「カム送り(バイパス)解錠」が容易又は可能な錠ケースとして、警察庁から発表された錠前本体に対策部品を取り付けるか、カム送り解錠対策がされているシリンダーに交換しましょう。市販の対策用リング(スペーサー)は、根本的な対策にはなりませんので気を付けて下さい。
※警察庁ホームページ http://www.npa.go.jp/seiankis7/jyomae.htm
マスコミなどで、ペットボトルを利用したサムターンの保護方法が紹介されていますが、これはあくまでも応急処置的な対処方法であり、あまりお薦めはできません。サムターンをガードするための専用カバーや、空転するように設計された取替用のサムターンに交換しましょう。但し、取替用のサムターンは、交換できない機種も多くありますので確認が必要です。また、サムターン回しが対策されていることを外からもわかるようにすることも未遂犯罪を防ぐ意味で重要です。そうでないと、玄関ドアに穴を開けられるだけでも金銭的な損害は大きいものです。
やはり、様々な手口に対して有効な対策は、侵入者に不正な解錠に対して時間と手間がかかるとわからせることでしょう。そのためには、少なくとも1つ以上の補助錠を取り付けて、ワンドア・ツーロック以上にすることが基本です。補助錠の取り付けは素人には難しいので、信頼と実績のある専門家に依頼して下さい。但し、この場合も、カギ穴部分(シリンダー)は、本カタログを参考にご自分で選んだものを取り付けてもらうことが肝心です。
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